2017年12月2日土曜日はヒラメ狙いの泳がせ釣りに行ってきました。今回の釣行記はそのときの釣果報告です。
目次
泳がせ釣り(ノマセ釣り)とは?
釣法
活きたイワシやアジをエサとして,海底に仕掛けを落としてフィッシュイーターを狙う釣りのことです。
主なターゲットはヒラメ,サワラ,青物御三家(ブリ,カンパチ,ヒラマサ),ハタ系(マハタ,キジハタ,クエ等),マゴチ,マトウダイ,カサゴ,ホウボウ等…というように食べて美味しい高級魚ばかりです。
特に冬になると盛んになる釣りで,釣れれば食卓が賑わうこと間違いありません。
よって,私の地域では人気の釣法です。
必要な道具は?
事前に準備しておく主な道具は釣竿,リール,オモリ,仕掛けの4点+小物類だけです。
泳がせ釣りに必要な道具一式はこちらで紹介していますので,是非ご覧下さい。
釣行記
釣果情報の確認と乗合船の予約
釣果情報はこちらの記事にまとめましたので,御確認下さい。
前日準備
船長の情報によると,ハリスは6~8号までの仕掛け,オモリは40~80号までを準備してきて欲しいとのことでしたので,市販のハリス6号泳がせ釣り仕掛け,孫針がシングルフック1セット,トレブルフック1セット,合計2セットを持っていたのに加え,孫針がトレブルフックの泳がせ釣り仕掛けを1セット自作しました。
オモリは40,60,80号をそれぞれ3個ずつ準備しました。
集合場所へ
乗合船の集合場所への道中にある釣具屋へ寄り,念のため市販のハリス7号の泳がせ釣り仕掛けを1個を購入しました。
しかし,結果的に購入した仕掛けと船長に配られた仕掛けが同じものだったので,使用することはありませんでした。
集合時間40分前に集合場所へ到着したものの,既に同船者が並んでいました。集合時間になると船長が現れ,釣座のクジ引きをします。
泳がせ釣りは,スパンカーを使って船をたてる釣りで,ミヨシ側にアタリが集中することが多い釣りです。
この日はクジ運が良く,右舷ミヨシを選択することが出来ました。
同船者は全員で私を含め8名。
配置が決まったのでいよいよ出船です。
予想外の強風,激渋のヒラメ,そして青物コール
絶好の釣り日和という前日までの天気予報とは打って変わって,当日は強風と波しぶきが飛ぶ荒れた天気でした。
ポイントへ到着すると船長がスパンカーをセッティングして船をたてます。
その後,活きマイワシの入ったバケツが支給され,釣り開始の号令とともにあった船長からの指示でオモリは60号を使い,仕掛けは当日船長から配られた市販の泳がせ釣り用仕掛け・ハリス7号をつけて本日の釣行開始です。
仕掛けに活きマイワシを弱らせないよう丁寧につけて仕掛けを海底へ落とします。
この日の水深は40~60mで根が荒いポイントでした。
釣りを開始してから1時間半沈黙が続き,ついに念願の初アタリが!!
しかし針がかりすることなくイワシは取られてしまいました…
ようやく魚の活性が上がってきたみたいでこれからアタリが続きます。
それから15分後にヒラメのようなアタリがあり…
じっくり待っていると大きな引き込むアタリがあったのでアワセてみると…
見事にスッポ抜けました(笑)
自分であれだけ早合わせは厳禁だと言っておきながらこれですよ。
次のアタリは落とした瞬間ありました。
じっくり待っていると,アタリがなくなってしまったので上げてみると…
エサだけ取られてしまいました。
そんな下手くそな私にも念願の魚がやってきました。
しっかりとアワセを決めて上がってきたのは…
32cm,0.7kgのオオモンハタでした。
本命ではありませんが,鍋に入れると非常に美味しい魚ですね。
その後,またすぐにアタリがありました。
しっかりとアワセを決めて上がってきたのは…
32cm,0.6kgのマハタでした。
こちらも鍋に入れると非常に美味しい魚ですね。もっと大きいのは高級魚として扱われますが,このサイズだとそこまでではないでしょうか。
午前中はこの2匹で終了。同船者は1~2枚くらいヒラメを上げていたので,アタリの数は変わらないと思います。
午後は長い沈黙が続きます。アタリが全くなかったので上げてはイワシを交換してを繰り返します。
午後2時になると船長から青物コールがありました!!
するとすぐに隣でヒット!!
立派なワラサが釣れていました。
嬉しいことにこの時点で貧果だった私に隣の方からワラサはいらないからということで頂きました。
そんな出来事の直後に私の竿にもヒット!!
約5分のファイトの末に上がってきたのは…
70cmのワラサでした。このくらいのサイズが釣れると引きが強くて楽しいですね。
あとで重さを測ったところ,約3.5kgでした。
後半は船全体をみても先ほどの青物以外,周りでヒラメが2枚釣れただけでほとんどアタリなく15時に沖上がり。
この日の釣果
- ワラサ 1本,70cm 3.5kg
- オオモンハタ 1匹,32cm 0.7kg
- マハタ 1匹,32cm 0.6kg
合計3匹,4.8kgの釣果は悪くないと思います。ヒラメのアタリは確実にあり,チャンスは少なかったものの釣ることは出来たと思いますので0枚は悔しいですね。周りの釣果はというと,7人でヒラメ13枚,竿頭4枚とのことでしたので,私を除けば全員ヒラメが釣れていました。完全に実力が足りませんでしたね。
ただ,ワラサは船中2本しか釣れませんでしたので,貴重な1本が私のところに来てくれたことが救いでしょうか。
まとめ
強風の中,数少ないチャンスをものに出来ずヒラメは釣ることが出来ませんでしたが,青物コールのおかげでワラサを釣ることが出来たので救われました。
私の地域では,泳がせ釣りはこれからが本番ですので,またリベンジをしようと思います。
釣果を伸ばすポイント
泳がせ釣りで釣果を伸ばすポイント
- エサのイワシやアジを弱らせないよう針につける
- 即アワセは厳禁
- 青物コールがきたらタナを上げて広く探る
タックルデータ
今回使用したタックルを紹介しますので参考にして頂ければ幸いです。
ロッド:シマノ ライトゲームci4 モデラート TYPE73 H195
リール:シマノ 11フォースマスター2000MK
ライン:フロロカーボン7号
仕掛け
泳がせ釣り仕掛け オモリ60~80号
幹糸8号1.5m ハリス7号85cm 捨て糸50cm
ヒラメ針
エサ
活マイワシ
釣行動画
このときの釣行動画はこちらです。
ブリ(ワラサ・メジロ)料理
釣り上げたブリ(ワラサ・メジロ)は刺身としゃぶしゃぶ,鍋,唐揚げにして頂きました。
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