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【ブルーベリー栽培】3年生クレイワーの2020-2021年シーズン成長記録を紹介します

皆さんこんにちは。

おんきちです。

今回は2019年10月に2年生苗として購入したブルーベリーのクレイワーが無事成長して3年生苗となり,2020年11月から始まる2021年シーズンはどう成長していったかを紹介します。

クレイワーの剪定後1(12月28日)

目次

クレイワーはラビットアイブルーベリーでタイタンと受粉の相性が良く同等の大粒果実という特徴がある

クレイワーは,タイタンと同じくアメリカのジョージア大学が育種したラビットアイブルーベリーです。

ラビットアイ系統は初めてブルーベリー栽培を始めようとしている人にオススメ

ラビットアイ系統のブルーベリーは,樹勢が良いため成長が早く,収穫量が多いというメリットがあり,ホームセンターで販売されている品種も多いため,ブルーベリー栽培を始めようと思っている方にオススメしやすい系統です。

更にラビットアイ系統の中でも御三家と呼ばれる代表的な品種があり,

  • ホームベル
  • ウッダード
  • ティフブルー

この3品種だと言われています。

ですので,ブルーベリー栽培を始める方がラビットアイ系統ならこの中から選べば大体間違いないということになりますね。

しかし,ラビットアイ系統は果実が小さくて種が多いため食感が悪く生食に向かず,ジャム等の加工用に向いているという扱いをされています。

そんな弱点を克服するために品種改良されたのが今回紹介するクレイワーです。

クレイワーはラビットアイ系統の弱点を克服した最新品種

その特徴は,タイタンと同じく果実が非常に大きく,タイタンと受粉の相性が良いということです。

他にもクレイワーの苗木としての特徴は,

  • 樹勢が良い
  • 収穫量が多い

ということが挙げられます。

また,果実品質の特徴はというと,

  • 大粒
  • 甘い
  • 種のザラザラ感がない
  • 風味が良い

の4点が挙げられますね。

このように素晴らしい特徴を持つラビットアイ系統の最新品種ですので,日本国内では愛好家から非常に人気で最も入手が難しい品種の一つです。

大関ナーセリーからの評価

日本国内での苗木販売元である「大関ナーセリー」のホームページから引用すると,

成熟期 極晩生・前期 7月上旬~8月上旬
樹姿 低温要求量は400~500時間 直立性 樹勢は強い 他家受粉
果実 大粒~極大粒で甘い ザラザラ感はない 中~明るい青色
収穫量 多い

【 ジョージア大学 日本総代理店契約品種 Exclusive License 】
 品種登録申請中

◆ジョージア大学の育成。2013年発表。

◆ラビットアイブルーベリー
東北南部から四国、九州までの、寒冷地を除く地域に向きます。

◆特長
果実は非常に大きく、好ましい硬さでたいへん甘い。風味も優れる。
タイタンとの受粉の相性が良い。
市場出荷、直売所、ホームガーデンによい。
ラビットアイ特有の種子のザラザラ感はほとんどありません。

引用元:大関ナーセリー「クレイワー(Krewer)」

ということで,果実は大粒~極大粒とラビットアイブルーベリーを育てるのであればタイタンと共に抑えておきたい品種ですね。

また,「大関ナーセリー」のホームページにも記載されているとおり,クレイワーは2018年8月11日に日本国内で品種の出願申請をしており,2021年2月現在,審査中です。

品種登録は審査中のため仮保護を受けている状態

よって,日本国内では種苗法によって正式に守られている品種というわけではありませんが,審査中ですので仮保護はされているという状況です。

仮保護とは,出願から品種登録までには,通常 2〜3 年の審査期間を要するため,この審査期間中についても,出願者には一定の保護が与えられるということです。

仮保護の内容は,出願者は,品種登録後,審査期間中に自己の出願品種の種苗等の生産・譲渡等をした者に対して利用料相当額の補償金の請求が可能となります。

ただし,請求ができるのは原則として事前に書面による警告等を行った場合及び利用者が出願品種であることを知っている場合です。

人気品種のため入手には苦労

調べた結果,タイタンとの受粉の相性が良いという部分に惹かれて私も育ててみたいと思い注文しようと試みましたが,大人気の品種であるため常に在庫切れの状態が続き,なかなか購入する機会がありませんでした。

しかし,粘り強く「大関ナーセリー」のオンラインショップをチェックしていたら,タイミング良く2019年10月に注文することができて,ようやく入手することが出来ました。

2019年10月に購入したクレイワーの2年生苗が届く

2019年10月,「大関ナーセリー」からクレイワーの2年生苗木が届きました。

2020年10月に届いた2年生クレイワー(右側の苗木)

クレイワーは12㎝ポット仕立てで届き,苗木としては2019年の日照不足もあってやや小さい印象でしたが,根はしっかりと張っていたため,心配はいりませんでした。

2020年の栽培記録

クレイワーの2年生苗が届いてから,2019年10月から2020年10月までの1年間育てた時の栽培記録は,以下の記事で紹介しています。

2年生苗ブルーベリーのクレイワーが1年間でどう成長していったか記録しました

2020年シーズンは2019年の栽培時に他品種で分かった課題を踏まえた栽培計画を立てており,クレイワー自体の樹勢の強さもあって12cmポットから45cmナーセリーポットに植え替えできるまでに成長してくれました。

そして,2020年10月に成長が止まりクレイワーが3年生苗となりましたので,2年生苗として2020年シーズンの栽培記録はここまでとし,2020年11月以降は2021年シーズンとしました。

2021年シーズンの栽培計画

2021年シーズンの施肥計画を作りましたので紹介するとともに,クレイワー(3年生)がどのくらいの収穫量を見込んでいるのか,どれくらい成長することを期待しているのか紹介しますね。

施肥計画

2020年は成長を優先した施肥計画に加え,有機質肥料と速攻性化成肥料,緩効性化成肥料の3種類に分類される肥料を使って,他の品種とともに成長の比較をしました。

その結果,最も成長した肥料の組み合わせを2021年ではすべての品種で試し,収穫をメインとした施肥計画に切り替えていきます。

2021年シーズンにおけるクレイワーの施肥計画は以下のとおりです。

品種 樹齢 2月中旬(元肥) 6月上旬(追肥) 8月中~下旬(礼肥) 合計チッ素成分量
クレイワー 3年生 油かす 80g(N=4g) IB化成 20g(N=2g) IB化成 20g(N=2g) N=8g

予想収穫量

次に,私が予想した2021年シーズンの予想収穫量は以下のとおりです。

系統

品種 樹齢 花芽の数 花芽1個あたりの収穫量 予想収穫量(✕80%)
RE クレイワー 3年生 48個 25g 960g

なお,クレイワーの花芽の数は12月の剪定後に残っている状態のままカウントしており,2月の剪定で花芽の数を30個程度に調整する予定です。

よって,予想収穫量は600g程度になると予想しています。

成長予想

2021年シーズンにおけるクレイワーの成長を予想すると,600g程度の収穫を見込んでいるものの,樹勢は衰えることはなく,樹高は2mを超え,樹冠も直径2m程度まで成長すると見込んでいます。

2020年11月-2021年10月の栽培記録

さて,ここからは2021年シーズンの栽培記録です。

2020年11月は一部で紅葉が始まる

ブルーベリーの様子

2020年11月21日,クレイワーは,ラビットアイ系の中でも,最も紅葉が遅い品種のようです。

先シーズンの2020年1月1日時点でもまだ緑の葉でしたので,完全には紅葉しない品種のようですね。

クレイワーの樹勢は強く,今年の萌芽前の3月時点では2本の枝だけでしたが,ここまで成長しました。

左側の上に伸びた枝2本を主軸として剪定をしていき,大きく育てたいと思います。

また,細い枝は少ないので,剪定時には多くの枝を残して,味見程度に花芽を残して成長を促し,来年を飛躍の年にしたいですね。

3年生クレイワーの全体(2020年11月21日)

紅葉している枝に注目してみると,葉の色は黄色が多いですね。

黃紅色といったところでしょうか。

花芽の分化も遅く,一部の葉の根元からしか花芽は見えませんでした。

来年はクレイワーの果実品質を調べられるよう大切に育てたいと思います。

3年生クレイワーの紅葉(2020年11月21日)

11月の管理内容

11月の栽培管理は,植え替えと水やりです。

10月に植え替え済み

クレイワーは10月で植え替え済みですので,当月は特に作業することはありませんでした。

無事に10号スリット鉢から45Φナーセリーポットに鉢増し出来たので,成長は順調そのものです。

自動潅水機の電池交換をした

鉢植えの品種を写真撮影をしていたときに、鉢が軽いなと思っていたら、なんと自動潅水機であるタカギの「かんたん水やりタイマー」が電池切れを起こしていました。

前回記録した10月16日以降のいつから電池が切れていたのか分かりませんが、幸いにも水の需要が少ない紅葉の時期だったため、自然の降雨だけでもブルーベリーたちは枯れていませんでした。

2019年2月に購入してから初めての電池交換ですので、電池の寿命は1年8ヶ月くらいですね。

次回から余裕をもって1年半くらいで交換しようと思います。

水やりタイマー

2020年12月は休眠が始まっていた

ブルーベリーの様子

2020年12月25日,クレイワーは,11月の時点ではラビットアイ系の中でも,最も紅葉が遅い品種でしたが,12月下旬にもなるとしっかりと紅葉が進んでいました。

しかし,やっぱり完全には紅葉しないようですね。

左側の上に伸びた枝2本を主軸枝として剪定をしていく予定です。

3年生クレイワーの全体(2020年12月25日)

結果枝に注目してみると,11月の時点では遅かった分化も終わっており,花芽と葉芽がしっかりと区別できるようになっていました。

剪定では切り返し剪定を主体として,味見程度に少しだけ花芽を残していく予定です。

来年はクレイワーの果実品質を調べられるよう大切に育てたいと思います。

3年生クレイワーの花芽(2020年12月25日)

12月の管理内容

株元をきれいに掃除した

冬は病害虫の発生自体はありませんが,紅葉が終わった後の落ち葉がある場合,落ち葉と鉢土の間に潜んでいる場合があります。

そうなると病原菌や害虫が越冬してしまいますので,株元は常にきれいにしておく必要があり,落ち葉が残っている場合は掃除をしましょう。

我が家の庭では,庭植えのホームベルと鉢植えの接木ミスティを除く3系統10品種では,すでに一部が落葉しており,ご覧のとおり落ち葉がたくさんありましたので,株元の掃除をしました。

休眠中の庭全体の様子2(2020年12月25日)
農薬のマシン油乳剤を散布した

カイガラムシ類を見つけましたので農薬としてマシン油乳剤を散布しました。

また,散布しているとシャクトリムシも発見しましたので試しにマシン油乳剤をかけてみたら駆除することができましたので効果があるようです。

  • マシン油乳剤2
  • 農薬散布の道具一式
  • ブルーベリーの枝につくシャクトリムシ

12月の作業内容

2020年12月28日に冬の剪定をした

2020年12月28日,クレイワーの全体の様子はこちらです。

左側の上に伸びた枝2本を主軸枝として剪定をしていき大きく成長させる予定です。

クレイワーの全体(12月28日)

結果枝に注目してみると,ラビットアイ系らしく,主軸枝候補の先端からたくさんの花芽が葉の根元から見えていました。

2本とも花芽をすべて残せば収穫量が期待できますが,成長を優先させるためには葉芽まで切り返し剪定していく必要がありますね。

また,奥側は細い枝がたくさんついているので,どこまで残す必要があるかはしっかりと考える必要があります。

クレイワーの花芽(12月28日)

剪定後の様子は以下のとおりです。

左側の主軸枝を切り返し剪定したので,樹が小さく感じるようになりました。

翌シーズンに元気なシュートがたくさん発生することを祈っています。

クレイワーの剪定後1(12月28日)

近づいて撮影してみると,細い枝を剪定した結果,結果枝がかなり少なくなったようです。

成長するために必要なスペースは十分ありますので,45cmナーセリーポットがいっぱいまで成長してくれると良いですね。

残った主軸枝の数,枝の数,花芽の数

今回の剪定で主軸枝の数,枝の数,花芽の数は以下のとおりです。

  • 主軸枝…2本
  • 結果枝…18本
  • 花芽…48個

約50個程度の花芽を残していますが,味見程度とするには少し多いですので,2月の剪定で花芽の数を30個程度に調整したいと思います。

クレイワーの剪定後2(12月28日)

まとめ

ブルーベリーのクレイワー(3年生)の2020年11月から現在までの最新の成長記録を紹介しましたが,いかがでしたか?

これまでの作業内容と,管理内容,栽培方針など気になる点は大体理解出来たかと思います。

2021年10月までは記事を更新していく予定です。

この記事を読んでみて,クレイワーを育ててみようと思って貰えたら幸いです。

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2021年2月7日 By おんきち コメントを書く

Filed Under: 園芸 関連タグ:クレイワー, ブルーベリー, ラビットアイブルーベリー, 園芸, 成長記録

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