今回は,釣ってきた天然真鯛を使った料理「真鯛の香草煮込み」を作りましたのでそのレシピを紹介します。
目次
真鯛の代表的な料理といえば?
日本において古くから白身魚の高級魚とされていて,お祝いの場やありがたい席で出てくる代表的な魚といえば真鯛ですよね。
そんな場に立派な真鯛料理が出てきたら嬉しいものです。
そして,新鮮な真鯛を使って真っ先に思い浮かべる料理といえば,もちろんお刺身ですよね。
あっさりとした味わいの中にも,脂の旨味と甘さが口の中で広がり,古くから真鯛は親しまれてきました。
他にも昆布締めや塩焼き,鯛めし,味噌汁,アラ汁等の和食や,ムニエル等の洋食にも変身する,癖のない味のこの魚は苦手とする人が少ないかと思います。
もちろん真鯛は世界でも親しまれており,地中海に面し魚介類が豊富にあるイタリアでは,前菜ではオリーブオイルやバルサミコ酢等をかけて食べるカルパッチョや,貝類とトマトを一緒に煮込んだ料理のアクアパッツァにして食されています。
真鯛は,刺身で素材の良さを楽しむだけでなく,ハーブと一緒に加熱・調理することで周りの食材とともに更に美味しくなります。
ということで今回は,簡単に出来る煮込み料理「真鯛の香草煮込み」の作り方を分かりやすく紹介します。
用意する具材・調味料
具材
- 天然真鯛 1~2匹(約25cm)
- ほうれん草 1/3束(約100g)
- 玉ねぎ 中1個(約200g)
- にんじん 1本(約100g)
- にんにく 1片
調味料
- オリーブオイル 大さじ2(30cc)
- 料理酒(あれば白ワイン) 1カップ(200ml)
- 塩(あれば岩塩) 適量
- ブラックペッパー 適量
- タイム(またはローズマリー) 適量
真鯛の簡単な捌き方
真鯛の捌き方が分からないという方は,こちらの記事で真鯛の捌き方を紹介していますので,是非ご覧下さい。
今回は,頭と尻尾を落とした状態の真鯛を2匹使います。
真鯛の香草煮込みのレシピ
作り方はアクアパッツァと似ています。
アクアパッツァの作り方はこちら
野菜を切る
野菜を全て一口サイズに切っていきます。
ほうれん草は4~5cmに切ります。
にんじんは皮をむいて輪切りにします。
玉ねぎは繊維に沿ってくし切りにします。
今回使用した食材はほんの一例ですので,お好きな野菜を使用して問題ありません。
にんにくをみじん切りにする
にんにくの皮を剥き,みじん切りにします。
細かくしすぎると焦げてしまいますので,荒く切ったほうが良いですね。
真鯛をフライパンで焼く
フライパンにオリーブオイルを大さじ2入れて温めます。
(これはアクアパッツァを作ったときの写真です)
みじん切りにしたにんにくを入れて,弱火でじっくりと油に香りを移します。
にんにくを焦がさないように注意しながら炒め,表面から泡が出てきて,にんにくの香りが立ってたら真鯛を投入します。
(アクアパッツァを作ったときの写真)
さっと焼き色がついたら裏返します。
(アクアパッツァを作ったときの写真)
にんにくを焦がさないよう中~弱火でじっくりと真鯛に両面に焼き色がつくまで焼きます。
野菜を入れる
真鯛の両面に焼き色がついたら,切った野菜を投入します。
さらに塩・黒胡椒を適量振ります。
この時強めに振っておくことをオススメします。
全体的に火が通ったら,料理酒を1カップ入れます。
本当は白ワインの方がオシャレですが,今回はなかったので料理酒を代用しました。
沸騰させてアルコール分を飛ばします。
蒸し焼きにする
アルコールが飛んだら,蓋をして蒸し焼きにし,3分待ちます。
もうこの時点で美味しそうな香りが出ていますよ。
タイムを入れて香り立たせたら完成
3分経ったら,蓋を開けてタイムを振りかけ,また蓋をして1分待ちます。
蓋を開けてタイムの香りが漂ってきたら完成です。
タイムは魚のハーブとも呼ばれるほど魚料理との相性が良いハーブです。
ただの魚の塩焼きもタイムをかければオシャレな香草焼きになっちゃいますよ。
まだ持っていないようでしたら是非タイムを購入して下さいね。
料理に合うオススメのお酒
天然真鯛の香草焼きに合うオススメのお酒はこちら。
醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦50% EAU DU DESI(希望の水) 720ml
味付けの濃い洋食に合うしっかりとした味わいで,ワイングラスに入れて飲みたくなるオシャレな日本酒です。
せっかく美味しい料理を作ったなら,美味しいお酒と一緒に味わいたいですよね。
まとめ
いかがでしたか?
非常に簡単に出来る煮込み料理として紹介しましたが,味はもちろん素材が良いこともあり非常に美味しいですよ。
真鯛はタイムの香り高く風味豊かな味わいで,魚から出た旨味を野菜が吸収するので,野菜もより美味しく頂くことが出来ます。
簡単に出来ますので是非真鯛の香草煮込みに挑戦してみて下さいね。
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