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皆さんお久しぶりです。
おんきちです。
気がつけば9月となり,2020年も残すところ4ヶ月弱となりました。
新型コロナウイルス感染症が騒がれ始めたのは今年1月中旬頃からでしたが,日本で感染者が確認されて以来,緊急事態宣言や県独自の県外への移動自粛要請等,気軽に外出してレジャーを楽しむことが世間的に難しくなっていった結果,釣りへ行く機会が激減してしまいました。
その結果,遠出をしなくても楽しむことが出来る趣味を開拓する必要があったわけで,私なりに考えた結論は園芸(ガーデニング)でした。
目次
これまでの園芸(ガーデニング)の失敗したキャリア
正確には以前から始めていたものをより力を入れ始めたということですね。
感覚的には釣り9:園芸1という割合を釣り1:園芸9という割合に見直したという感じです。
そして私が以前からやっていた園芸というのはブルーベリーの栽培です。
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最初にブルーベリーの栽培を始めたのは2012年ですので,キャリアとしては8年ほどになります。
賃貸物件に住んでおり,2012年当時は庭付きのアパートでしたので鉢植えで4鉢からスタートしました。
栽培開始した当時のブルーベリーの品種は,全部ラビットアイブルーベリーで,
- ホームベル
- ティフブルー
- ブライトブルー
- ブライトウェル
の4品種でした。
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残念ながら4本のブルーベリーのうち,1本は台風で折れてしまい,2本はコガネムシの幼虫に根を食害されたことによって枯れました。
残ったのは,ホームベルのみでした。
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まともに収穫出来たのは1年くらいで散々な結果でしたね。
そして転居に伴い庭のない賃貸物件になったことで自宅での栽培が不可能となり,2015年から車で1時間のところにある実家の庭で栽培し始めました。
また,実家の両親は特に園芸に全く興味がなかったため,定期的な水やりをする必要がある鉢植えから地植えに切り替えて栽培しています。
案の定,両親はブルーベリーへ興味がなく,私も釣りに力を入れ始めたので,実家へはGWとお盆,正月しか帰らなかったため,剪定や施肥といった最低限必要な作業をしていなかったところ,ブルーベリーは3年間全く成長することはありませんでした。
もちろん,収穫出来たのもほんの僅か…
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結論的には庭に植えるだけで放置するというのは,ブルーベリーの栽培においては大失敗でした。
つまり2012年から2018年の6年間の園芸(ガーデニング)キャリアはほとんど意味がなかったと言っても良いくらいですね。
栽培(ガーデニング)に関する知識の見直し
これまでブルーベリーの栽培に関する知識はネットと,ブルーベリーの土や肥料のパッケージに記載されている内容に頼ってきましたが,2018年までほとんど成長しなかったのを目の当たりにしてさすがに教科書となる1冊の本をしっかりと読んで1から勉強し直すことにしました。
私が教科書としたのは,「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月」と「NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ」です。
これが非常に良い結果となりました。
ブルーベリーの品種特性,毎月の作業内容,枝の剪定方法,肥料の必要量等,必要な知識が全て入っていました。
おかげで1年間の栽培計画を立てることが出来ましたね。
また,苗木を販売する会社が記載されていて,「大関ナーセリー」という会社を知ることが出来たのも本を買って良かった点ですね。
栽培キャリアのリスタート
2019年1月からやる気を出し,まずは新たにブルーベリーの苗を購入しました。
購入したのは全部で5品種。
ラビットアイブルーベリー
- ブライトウェル(自根)
ノーザンハイブッシュブルーベリー
- スパルタン(接木)
- チャンドラー(接木)
サザンハイブッシュブルーベリー
- オニール(接木)
- ミスティ(接木)
それに加えてホームベルの合計6本から栽培をリスタートしました。
ホームベル(RE) ブライトウェル(RE) オニール(SH) ミスティ(SH) スパルタン(NH) チャンドラー(NH)
2019年からブルーベリーの成長は劇的に変わりました。
栽培に関する必要な知識を持っていると思ったとおりに成長するんですね。
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ちなみに園芸に無関心な両親がいる実家にも関わらず庭植えではなく,鉢植えだということに気づいた方はいらっしゃいますか?
水やりは実家の両親には任せられませんが,毎日1時間かけて実家へ行くわけにも行かないため,タカギの自動潅水機「水やりタイマー」を導入しました。
両親には,あらかじめ水やりタイマーの設定方法を教えて,私が天気予報で気温の変化をみながら水やり頻度を変更するよう連絡することで,鉢植えの管理を行っていました。
ブルーベリーの新品種導入
更に次のステップとして,新しい品種の栽培もしてみたくなり,新品種の導入を積極的にしている大関ナーセリーから苗木を購入してみました。
購入したのは全部で6品種。
ラビットアイブルーベリー
- タイタン
- クレイワー
サザンハイブッシュブルーベリー
- スター
- フリッカー
- プリマドンナ
- スノーチェイサー
新品種のメリットは成長が早いことではないでしょうか?
明らかに同じ系統のサザンハイブッシュ系で成長速度が違います。
特に急成長しているのはスター,フリッカー,プリマドンナの3品種です。
スター フリッカー プリマドンナ
導入した2019年では10号の鉢で栽培していましたが,すでに25Lの鉢に植え替えています。
2020年8月の生育状況
2020年8月の時点でどこまで成長したかというと,一番分かりやすいのがホームベルですね。
下が栽培をリスタートした2019年4月の状況です。
2012年に2年生苗で購入したので,9年生のはずが枝が3本しか残っていませんね。
![](https://chorakuraku.com/wp-content/uploads/2020/09/694650b5ce03afcc14768b77e6effef9.jpg)
それが1年経った2020年3月の状況が下です。
太い枝だけを残した剪定方法なのであまり変わっていないように見えますが,根本から太いシュートが2本伸びていますね。
![](https://chorakuraku.com/wp-content/uploads/2020/09/1170c539adb4eb4c7fc2b2bae6a115af.jpg)
そして2020年8月の生育状況がこちら。
![](https://chorakuraku.com/wp-content/uploads/2020/09/a3aeecbfce90e09abc3aed81ad387444.jpg)
予想以上に成長しています。
やはり改善して良かったのは,剪定方法と施肥計画,農薬散布の3つです。
今後の記事で詳しい栽培方法について記載していきますね。
来年はようやくまとまった量のブルーベリーが収穫出来そうです。
まとめ
というわけで,新型コロナウイルス感染症の影響で釣りに行けなくなった代わりに今後は園芸に関する情報,特にブルーベリーの栽培情報や成長記録についてしばらくは更新していきたいと思います。
今後掲載していく情報として,
- ブルーベリーの栽培方法
- 栽培しているブルーベリーの品種紹介
- 成長記録
- 使用している園芸グッズの紹介
- コストや参考にした栽培技術の紹介
といったことを徐々に作っていこうと思います。
あくまでも趣味の園芸ということでプロの農家さんとは違います。
無農薬で手間暇かけて作る高品質のブルーベリーではなく,遠方にある栽培地へなるべく行く回数を減らし,いかに楽で簡単に栽培出来るか,その中でどれだけ美味しいブルーベリーが出来るかというコンセプトで栽培しています。
よって,害虫が発生すれば遠慮なく農薬を散布し,雑草が生えれば除草剤を撒き,水の管理は自動潅水機を使用しています。
そういった環境で得た知識とノウハウをここで紹介していきますので,少しでも行き詰まっている人の参考になれば幸いです。
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