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【インプレ】ダイワ 17セオリー2506Hはコスパの良いリールだった

管理人がバス釣りで使用しているスピニングリール「セオリー2506H」を紹介します。

目次

最先端のテクノロジーを盛り込んだハイバリューモデル

概要

ダイワのスピニングリールとして2017年に新たに立ち上がったブランド「セオリー」。そのなかでバス釣りに丁度良い糸巻き量の本機種。価格設定から見て位置付けとしては,ルビアスとカルディアの間にあたるのでしょう。

「ダイワ セオリー インプレ」とネットで検索しても,スペックや機能のみ記載してオススメする記事や,釣具屋のネット通販ばかりに繋がり,なかなか実際に使用しているタックルインプレッションの記事を見つけられないまま,2017年5月に購入しました。

それでは,気になるスペックを見てみましょう。

スペック

 

巻取長 84 (cm)
ギヤ比 5.6
標準自重 185 (g)
最大ドラグ力 3 (kg)
巻糸量 5-140, 6-100 ナイロン(lb-m)
0.8-130,1-100 PE(号-m)
ハンドル長(ノブ仕様) 55(I型) (mm)
ベアリング
(ボール/ローラー)
7/1 (個)
価格 31,000 (円)

引用元:ダイワ「セオリー」

スペックで特筆すべきは自重の185gですね。下位機種のカルディア2506H 220gはもちろんのこと,上位機種のルビアス2506H 200g,セルテート2506H 240gと上位機種を上回る軽量化を実現しています。

その他にスペック上で上位機種と下位機種の違いはベアリング数と価格くらいでしょうか。

発売当時のライバル機種である,シマノから2016年に発売されたストラディックCI4+の自重はセオリーと同じ185g,価格も同じ31,000円と比較しても遜色なく,後発品ということもあり,自社ブランドの中よりシマノのライバル機種を意識したスペックと価格設定なのでしょう。

なお,セオリーのベアリング数は7+1個に対し,ストラディックCI4+は6+1個なので,スペック上ではセオリーに軍配が上がります。

ただし,ベアリング1個の差であれば,別途カスタムパーツを購入すれば性能差を埋めることも可能です。

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次は,スペック表には現れないこのリールに使用されたダイワ独自の技術について紹介します。

機能と仕様

マグシールド

ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトするダイワ独自の防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。過って水に落としてしまうケース等を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は時間が経てば経つほどより大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることの証である。

引用元:ダイワ「セオリー」

メーカーが謳う効果がどこまであるかは分かりませんが,マグシールド化されたリールは個人でオーバーホールが出来なくなっており,メンテナンスフリーで使用することを余儀なくされています。

2017年5月に購入し,2017年11月現在において,まだ7ヶ月しか経っておりませんので,今後リールの性能がどう変化していくか経過観察をしていく予定です。

ただし,「回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。」とありますが,これまでバス釣りメインで使用してきたことから,淡水で使用してきたため,これまでの使用ではほとんど回転性能に影響はないと思われます。

今後は,ティップランエギングでも使用して行く予定のため,塩ガミ等の影響が現れる可能性がありますので,続報をお待ち下さい。

なお,参考までに2016年1月に購入した,リールの「15ソルティガ(ベイトキャスティングモデル)」では,「マグシールドボールベアリング」が使用されていますが,こちらはメンテナンスフリーで使用した結果,回転性能が購入時と比べて落ちたと感じたことはありません。

 

エアローター

ローター革命とも言うべき構造を持つエアローター。特異な形状の最適リム構造により負荷を分散させることで、従来と同等の強度で大幅な軽量化を実現。ローターバランスも向上し、レスポンスの良い回転をもたらす。

引用元:ダイワ「セオリー」

「エアローター」は上位機種のセルテート,ルビアスや,下位機種のカルディアにも使用されており,既存の技術ではありますが,軽量化に加え回転性能の向上にも貢献しているということですので,ありがたい技術ですね。

 

ATD(オートマチックドラグシステム)

魚の引きに滑らかに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステム。従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、魚に違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ない。また作動感に独特の粘りがあって低いドラグ設定値でも一気に走られることが減り、ファイト中のドラグ再調整の頻度が減ってファイトに集中できる。

引用元:ダイワ「セオリー」

ダイワが独自に開発したといわれる「ATD(オートマチックドラグシステム)」ですが,実態はドラググリスの変更というだけのことですので,新機能と銘打ってそこまで大げさに宣伝することではないと思いますが,きっとかなりの開発費を投じたので売り文句にしないわけにはいかないのでしょうね。

個人的にはドラグが出にくくなった,粘り強くなったという印象ですので,ここでダイワが謳う滑り出しがスムーズになった…ということは感じることは出来ませんでした。

このリールのドラグ設定値は主に0.9kg~1.1kgで使用していますが,そもそもブラックバスの引きはそこまで強い訳ではありませんので,このリールを使用して釣れた最大サイズの50cm,2kg程度ではドラグが出ないということも影響しています。

他方で,このATDが私の中で最も役に立っているリールの「15ソルティガ(ベイトキャスティングモデル)」では,その性能を存分に発揮しており,魚とのやり取りの中でこれまでにラインブレイクをしたことがなく,魚との安定したファイトを実現してくれているATDという機能には満足しています。

ちなみに,2017年11月現在,ATDを搭載した機種としては最も安いスピニングリールが本機種です。

 

ZAION(ザイオン)ボディ・ローター

高密度にカーボン繊維が織り込まれたカーボン樹脂で、重量比強度でマグネシウムを上回るという、不可能を可能にした素材。高剛性かつ軽量、さらに金属と異なり腐食に強いという理想的な特性を活かしてリールの主要部品に採用されている。

引用元:ダイワ「セオリー」

これも上位機種のルビアスや,下位機種のカルディアにも使用されている,既存の技術ですね。

要は炭素繊維強化プラスチックの一種なので,シマノではCI4+の素材にあたる技術かと思いますが,特に新技術が使用されているわけでもないのに,セオリーの軽さを実現したのはどういうことなのでしょうか?

結局のところプラスチックですので,強度に不安がある方も見えるかもしれませんが,2008年にシマノから発売されたリールのセフィアCI4を約9年間使用した結果,全く問題なく今でも現役で使用出来ているので,ジギングといった耐久性が求められるような釣りでない限り,軽さを重視した素材選びで良いと思います。

 

その他の機能・仕様

  • アルミスプール
  • アルミマシンカットハンドルマシンカットデジギヤ
  • リニアシャフト
  • ABS II
  • クロスラップ
  • エアベール
  • ツイストバスターII
  • ラインローラーBB(1BB)
  • ローターブレーキ
  • リアルインフィニットストッパー
  • シャワー洗浄可

引用元:ダイワ「セオリー」

どれも既存の技術ばかりで,特に目新しい機能や仕様はないですね。

結局のところ,シマノのストラディックCI4+に対抗するため,既存の技術を集め,開発費を削減できたことによる,原価率の低減に貢献した結果出来たものを,新たなブランド名「セオリー」として発売されたという経緯ではないでしょうか?

それでも消費者にとっては,メーカー同士が切磋琢磨してもらい,少しでも価格と性能のバランスが良い(コスパが良い)製品を購入・使用出来ることはありがたいことなので何も言いませんが…

 

実釣を通しての感想

直近で使用した釣行は,2017年9月に琵琶湖でブラックバスが釣れたときですね。

ただし,その日は記録を残していませんでしたので,2017年6月の釣行動画を参考にしてください。

ブラックバス釣行動画

 

 

このとき釣れたのが,50cm,2kgのブラックバスですが,1kgのドラグ設定値では強すぎたらしく,そのままではドラグが全く出なかったので,試しに少しずつ緩めてみたところ,粘り強くゆっくりとラインが出ていくことが確認出来ました。

この日はフロロカーボン6lb.のラインを使用していたので,これほど楽に取り込めましたが,バス釣りでは4lb.ラインを使い,0.5kg~0.8kgのドラグ設定値にしたとき,このリールの本領が発揮されるのでしょうね。

まぁそんな細いラインを使う予定はありませんので,ドラグ性能は他の釣りで検証することにします。

また,この時使用したロッド「ダイワ 17エアエッジ・E 621ULS-ST・E」のインプレ記事はこちら

【インプレ】ダイワ 17エアエッジ・E 621ULS-ST・Eは50UPのバスなら余裕だった

 

まとめ

  • ハイエンドモデルと遜色ない自重の軽さ
  • 防水,防塵を可能にした新技術の搭載
  • ATDが搭載されたスピニングリール中最も安い機種
  • ライバルメーカーを意識したコスパの良い性能・価格設定
  • 実釣でも活躍中

 

実売価格2万円台前半と手の出しやすい価格帯であり性能のバランスも良いのが本機種ですので,いろいろな方にぜひオススメしたいリールです。

バス釣りはもちろん,エギング,ティップラン,一つテンヤマダイ,ロックフィッシュゲーム等ラインさえ巻き変えれば用途はいろいろ浮かんできます。

私のタックルインプレッションが皆さんの参考にして頂ければ幸いです。

 

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2017年11月24日 By おんきち コメントを書く

Filed Under: 釣り道具 関連タグ:インプレ, スピニングタックル, ダイワ, バス釣り, リール, 道具紹介

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