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【ブルーベリー作業】2月にサザンハイブッシュ系を剪定したときの様子を紹介します

皆さんこんにちは。

おんきちです。

早いもので2月も終わりですね。

今回は私が2021年2月に行ったブルーベリー栽培の作業としてサザンハイブッシュ系に対する2回目の冬剪定について紹介します。

庭全体の様子3(2021年2月20日)

目次

2月は引き続き休眠状態のまま

2月上旬までは1年の中で最も気温が低くなる時期で,当地の外気温は最高気温16℃未満,最低気温-3℃以上という状況です。

厳しい寒さの続く季節ですが,2月もブルーベリーは,休眠状態となって花芽・葉芽ともに堅く閉じており春の芽吹きまでじっと待っています。

しかし,今年は2月下旬に20℃を超える日もあり非常に寒暖差の激しい2月となり,私の庭では既に休眠打破して萌芽し始めている品種さえあります。

2月が品種によっては最後の剪定適期

そんな休眠状態となる冬の季節は剪定の適期とも言えますが,サザンハイブッシュ系の早生品種で2月下旬には休眠が明けてしまいますので,剪定はできれば2月中旬までに終わらせておくと良いですね。

ラビットアイ系の晩成品種であれば3月中旬くらいまでに済ませれば大丈夫です。

剪定は,木の成長を調節するとともに,次シーズンの6月~8月に迎える収穫期に着果量や果実の品質に対して大きな影響を及ぼします。

ブルーベリーの成長特性として,枝の伸び方や果実のつき方をしっかりと理解したうえで剪定していくと,思い描いたとおりの成長や収穫を楽しむことができますね。

害虫対策も忘れずに

また,冬に意外と多いのは害虫です。

当地で良く見かけるのが,シャクトリムシとカイガラムシです。

他にもイラガの繭やミノムシが休眠状態のブルーベリーについていたりしますので,越冬する害虫対策は必要ですね。

冬でも害虫は休んでくれませんので,大切なブルーベリーを守るためには,落ち葉の除去や農薬散布は欠かせませんが,冬は新たに発生する時期ではないので一度対策をしてしまえば春まで安心です。

ブルーベリーの枝につくシャクトリムシ

ブルーベリーの剪定作業

2020年12月に1回目のサザンハイブッシュ系の剪定作業を紹介した記事はこちらです。

【ブルーベリー作業】12月にサザンハイブッシュ系を剪定したときの様子を紹介します

今回は2回目の剪定作業で,品種ごとに記録した結果枝の本数と花芽の数を基に,今シーズンの期待する樹の成長と収穫量のバランスをイメージしながら花芽の数を調整しました。

剪定作業の基本の流れ

私が剪定作業をするときは以下の流れで行います。

  1. 樹全体を観察して,どの枝を伸ばし,残していこうか考える。
  2. 落葉せずに残った葉をむしり取る。
  3. 5年以上経過した古い主軸枝を根本から切る。
  4. 勢いの弱いサッカーを切る。
  5. 不要な枝を切る(折れた枝,枯れた枝,病気になった枝,爪楊枝より細い枝)。
  6. 勢いはあるけど成長の邪魔となる枝を切る(内側に向かって伸びた枝,株の中心にあって伸びると困る枝,他の枝と重なってしまう枝)。
  7. 将来の主軸枝候補を見つけ,切り返し剪定をする。
  8. 結果枝についた花芽を減らし,収穫量を調整する。→今回はこの作業

剪定に使用した道具

今回用意した剪定道具は以下の6点です。

剪定グッズ(左から剪定鋏,折込鋸,芽切鋏)

折込鋸

まずは今回は使用しなかったものの,12月に地植えホームベルの主軸更新用に使用した小型の折込鋸です。

私が使用しているのは,「シルキーポケットボーイ 万能目 340-14」です。

剪定鋏

今回は使用しなかったものの,12月の剪定に使用した鋏は,「岡恒 剪定鋏 180mm NO.101」です。

ブルーベリーの枝であれば,太い幹以外の枝はこれで全て剪定出来ます。

芽切鋏

今回大活躍した枝の先端にある花芽や爪楊枝より細い枝を除去するため,小回りが効く「岡恒 芽切鋏 NO.304」です。

皮サック

剪定鋏入れとして「岡恒 剪定皮サック 1丁入 No.108」を使用しています。

なんとなくメーカーを揃えたくなるので,私はこの際ということで買って使ってます。

芽切鋏・折込鋸入れとして「コヅチ 剪定鋏・折鋸ケース SN-25」を使用しています。

これは牛ヌメ革の耐久性に惹かれ,2021年2月に買って使い始めました。

作業用ベルト

剪定道具用のベルトとして「TRUSCO(トラスコ) ワンタッチバックルワーキングベルト 50mm幅 TC-50BK」を使用しています。

これも耐久性が優れているというレビューから,2021年2月に買って使い始めました。

前置きが長くなりましたが,ノーザンハイブッシュ系の2品種に行った剪定作業を紹介します。

サザンハイブッシュブルーベリーの剪定

今回剪定したサザンハイブッシュ系の品種は,鉢植えの接木オニール(4年生),接木ミスティ(4年生),フリッカー(4年生),プリマドンナ(4年生),スノーチェイサー(3年生)です。

フロリダスター(4年生)だけは,12月の剪定が終わった段階で花芽の調整がいらなかったので今回は様子だけ紹介します。

4年生オニール

鉢植えの接木オニール(4年生)の全体の様子はこちらです。

4月上旬が開花期のオニールですが既に花芽は非常に大きくなっていて,春の芽吹きはもうすぐです。

12月の剪定で不要な枝をバッサリと剪定したことで,すっきりとしたおかげで成長しすぎることなく,コンパクトな樹形になるかと思います。

オニールの全体(2021年2月20日)

結果枝に注目してみると,花芽は開きかけています。

昨年のオニールは2月下旬ではまだだったので今シーズンは少し早めですね。

2月中旬に春の陽気が影響しているのでしょうか。

花芽をすべて残せば収穫量は増えますが,全体的に小粒のブルーベリーができます。

また,樹勢も弱くなってしまうので,結果枝を切り詰めてある程度は花芽の調製が必要ですね。

12月末に実施した1回目の冬剪定後に残った花芽の数は210個です。

特に害虫の被害や,霜害を受けることなく,そのほとんどが残っていました。

ここから120~150個程度に減らしていこうと思います。

オニールの花芽(2021年2月20日)

剪定後の様子は以下のとおりです。

花芽の数を調整するために先端を少し剪定しただけですので,ほとんど見た目に変わりはありませんね。

オニールの剪定後全体(2021年2月20日)

近づいて撮影してみると,花芽の数が減っていることが分かるでしょうか?

実際に減らした花芽の数は60個です。

オニールは,生食用の果実として結果枝1本あたりの花芽を抑え,1粒あたりの果実の大きさと収穫量のバランスを見ながら調整しました。

今回の剪定で主軸枝の数,枝の数,花芽の数は以下のとおりです。

  • 主軸枝…3本
  • 結果枝…55本
  • 花芽…150個

結果枝1本あたりの花芽の平均は約2.7個です。

サザンハイブッシュ系なら平均3個以内の花芽であれば成長と収穫のバランスが良いのかなと思っています。

なお,ラビットアイ系の地植えホームベルは約200個程度の花芽を残し,鉢植え栽培の4年生ブライトウェルは140個程度としており,花芽を150個残したオニールとはどれくらい収穫量が違うのか観察してみようと思います。

オニールの剪定後花芽(2021年2月20日)

4年生接木ミスティ

鉢植えの接木ミスティ(4年生)の全体の様子はこちらです。

4月上旬が開花期のミスティですが既に花芽は開きかけていて,春の芽吹きは間もなくです。

12月の剪定で不要な枝だけでなく花芽の数をある程度調整したため,結果枝も短くなっており,すっきりとしたおかげで成長しすぎることがないことと,結実させすぎによる樹勢が弱まる心配もないかと思います。

ミスティの全体(2021年2月20日)

結果枝に注目してみると,花芽は開きかけており,少し花も見えかけています。

昨年のミスティも2月下旬にはこのような状態だったので,こういう品種特性なのでしょうね。

花芽が多くつきすぎる特性のミスティですので,12月の剪定で花芽をある程度調整しておいて正解でした。

12月末に実施した1回目の冬剪定後に残った花芽の数は120個です。

特に害虫の被害や,霜害を受けることなく,そのほとんどが残っていました。

ここから80~100個程度に減らしていこうと思います。

ミスティの花芽(2021年2月20日)

剪定後の様子は以下のとおりです。

花芽の数を調整するために先端を少し剪定しただけですので,ほとんど見た目に変わりはありませんね。

ミスティの剪定後全体(2021年2月20日)

近づいて撮影してみると,花芽の数が減っていることが分かるでしょうか?

実際に減らした花芽の数は30個です。

ミスティは,生食用の果実として結果枝1本あたりの花芽を抑え,1粒あたりの果実の大きさと収穫量のバランスを見ながら調整しました。

今回の剪定で主軸枝の数,枝の数,花芽の数は以下のとおりです。

  • 主軸枝…3本
  • 結果枝…29本
  • 花芽…90個

結果枝1本あたりの花芽の平均は約3.1個です。

サザンハイブッシュ系なら平均3個以内の花芽であれば成長と収穫のバランスが良いのかなと思っていますので,少しだけ花芽は多いですが許容範囲内でしょう。

なお,花芽を150個残したオニールとはどれくらい収穫量が違うのか観察してみようと思います。

ミスティの剪定後花芽(2021年2月20日)

4年生フロリダスター

今回は剪定作業をしませんでしたが,鉢植えのフロリダスター(4年生)の全体の様子を紹介します。

4月上~中旬が開花期のフロリダスターですが既に花芽は非常に大きくなっていて,春の芽吹きはもうすぐです。

12月の剪定で翌シーズンの成長するだけのスペースを確保するために間引き剪定と切り返し剪定をしつつ,まとまった収穫量が期待できるよう調整しています。

フロリダスターの全体(2021年2月20日)

結果枝に注目してみると,花芽は一部で開きかけていますがほとんどはまだまだ堅く閉じていますね。

12月末の時点で71個程度の花芽を残しましたが,特に害虫の被害や,霜害を受けることなく,そのほとんどが残っていました。

これでどれくらいの収穫量となるか楽しみです。

フロリダスターの花芽(2021年2月20日)

4年生フリッカー

鉢植えのフリッカー(4年生)の全体の様子はこちらです。

4月中~下旬が開花期のフリッカーですが既に花芽は大きくなっていて,春の芽吹きはもうすぐです。

12月の剪定で不要な枝をバッサリと剪定したことで,成長するために必要なスペースが生まれ,立派に成長してくれることを期待しています。

フリッカーの全体(2021年2月20日)

結果枝に注目してみると,花芽は一部で開きかけていますがほとんどはまだまだ堅く閉じていますね。

開きかけていているのは2月中旬の春の陽気が影響しているのでしょうか。

12月末に実施した1回目の冬剪定後に残った花芽の数は146個です。

特に害虫の被害や,霜害を受けることなく,そのほとんどが残っていました。

ここから100~130個程度に減らしていこうと思います。

フリッカーの花芽(2021年2月20日)

剪定後の様子は以下のとおりです。

花芽の数を調整するために結果枝も少し間引きましたので,少しだけすっきりとしましたが見た目はほとんど変わりありませんね。

フリッカーの剪定後全体(2021年2月20日)

近づいて撮影してみると,花芽の数が減っていることが分かるでしょうか?

実際に減らした花芽の数は46個です。

フリッカーは,生食用の果実として結果枝1本あたりの花芽を抑え,1粒あたりの果実の大きさと収穫量のバランスを見ながら調整しました。

今回の剪定で主軸枝の数,枝の数,花芽の数は以下のとおりです。

  • 主軸枝…7本
  • 結果枝…40本
  • 花芽…100個

結果枝1本あたりの花芽の平均は約2.5個です。

サザンハイブッシュ系なら平均3個以内の花芽であれば成長と収穫のバランスが良いのかなと思っています。

なお,花芽を150個残したオニールとはどれくらい収穫量が違うのか観察してみようと思います。

フリッカーの剪定後花芽(2021年2月20日)

4年生プリマドンナ

鉢植えのプリマドンナ(4年生)の全体の様子はこちらです。

4月初めが開花期のプリマドンナですが既に花芽は大きくなっていて,春の芽吹きはもうすぐです。

12月の剪定で不要な枝をある程度は剪定したものの,十分に結果枝が残っていますので,収穫量が期待できます。

プリマドンナの全体(2021年2月20日)

結果枝に注目してみると,既に葉芽が動き始めていました。

昨年のプリマドンナは3月上旬の記録で葉芽が展開していたのでこういう品種特性なのでしょうね。

2月中旬の春の陽気が影響しているのでしょうか。

12月末に実施した1回目の冬剪定後に残った花芽の数は276個です。

特に害虫の被害や,霜害を受けることなく,そのほとんどが残っていました。

ここから180~250個程度に減らしていこうと思います。

プリマドンナの花芽(2021年2月20日)

剪定後の様子は以下のとおりです。

花芽の数を調整するために結果枝も少し間引きましたので,少しだけすっきりとしましたが見た目はほとんど変わりありませんね。

プリマドンナの剪定後全体(2021年2月20日)

近づいて撮影してみると,花芽の数が減っていることが分かるでしょうか?

実際に減らした花芽の数は76個です。

プリマドンナは,生食用の果実として結果枝1本あたりの花芽を抑え,1粒あたりの果実の大きさと収穫量のバランスを見ながら調整しました。

今回の剪定で主軸枝の数,枝の数,花芽の数は以下のとおりです。

  • 主軸枝…4本
  • 結果枝…68本
  • 花芽…200個

結果枝1本あたりの花芽の平均は約2.9個です。

サザンハイブッシュ系なら平均3個以内の花芽であれば成長と収穫のバランスが良いのかなと思っています。

なお,ラビットアイ系の地植えホームベルは約200個程度の花芽を残し,鉢植え栽培の4年生ブライトウェルは140個程度,オニールは150個程度,花芽を200個残したプリマドンナとはどれくらい収穫量が違うのか観察してみようと思います。

プリマドンナの剪定後花芽(2021年2月20日)

3年生スノーチェイサー

鉢植えのスノーチェイサー(3年生)の全体の様子はこちらです。

4月初めが開花期のスノーチェイサーですが既に一部の花芽は花が見え始めており,春の芽吹きはもうすぐです。

12月の剪定で成長を優先させるため,主軸枝候補は葉芽まで切り返したことで,樹高が半分程度となり,かなりすっきりとして中心から上にかなりスペースが生まれています。

3年生にしては大きな苗かもしれませんが,4年生苗と比べるとまだまだ小さいので,2021年シーズンは味見程度に収穫をしつつ成長を促して行く予定です。

スノーチェイサーの全体(2021年2月20日)

結果枝に注目してみると,開花直前の花芽が見えています。

昨年のスノーチェイサーは成長を優先されるため,全ての花芽を落としていたので今年が初めてですが,ここまで早いとはという印象です。

2月中旬の春の陽気が影響しているのかこういった品種特性なのかは分かりません。

花芽をすべて残せば収穫量は増えますが,樹齢が若いうちにたくさん結実してしまうと樹勢に影響を与えそうです。

結果枝を切り詰めてある程度は花芽の調製が必要ですね。

12月末に実施した1回目の冬剪定後に残った花芽の数は36個です。

特に害虫の被害や,霜害を受けることなく,そのほとんどが残っていました。

ここから30個程度に減らしていこうと思います。

スノーチェイサーの花芽(2021年2月20日)

剪定後の様子は以下のとおりです。

花芽の数を調整するために先端を少し剪定しただけですので,ほとんど見た目に変わりはありませんね。

スノーチェイサーの剪定後全体(2021年2月20日)

近づいて撮影してみると,花芽の数が減っていることが分かるでしょうか?

間違い探しみたいですね。

実際に減らした花芽の数は6個です。

スノーチェイサーは,生食用の果実として味見用に花芽を残しただけですので,かなり花芽の数を少なく調整しました。

今回の剪定で主軸枝の数,枝の数,花芽の数は以下のとおりです。

  • 主軸枝…2本
  • 結果枝…24本
  • 花芽…30個

結果枝1本あたりの花芽の平均は約1.2個です。

成長を優先させるならこれくらいの花芽の数までなら成長を阻害しないと思います。

なお,同じ3年生のラビットアイ系のクレイワーと,タイタンの花芽の数は揃えてみましたので,どれくらい収穫量が違うのか観察してみようと思います。

スノーチェイサーの剪定後花芽(2021年2月20日)

まとめ

ブルーベリー栽培において,2月に行った作業内容としてサザンハイブッシュ系の剪定について紹介しましたがいかがでしたか?

冬の剪定は翌シーズンの成長を左右する大きなイベントです。

ブルーベリーの果実のつき方と予想収穫量をしっかりと理解したうえで剪定していきましょう。

皆さんもブルーベリー栽培を楽しんで下さい。

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2021年2月26日 By おんきち コメントを書く

Filed Under: 園芸 関連タグ:サザンハイブッシュ, ブルーベリー, 剪定, 栽培

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