今回は,釣り番組「釣り百景」で2018年10月11日に放送された「瀬戸内海 女子旅 初めてのマダイをもとめて」の感想です。
目次
動画
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釣行データ
場所
- 愛媛県松山市
- 三津浜港
- 松山沖
- 水深:25~75m
時期
- 時期不明
- 初日:晴れ
- 2日目:晴れ
出演者
- 赤澤康弘
- 山口美咲
- 松元絵里花
釣法
- 船釣り
- タイラバ
船宿
釣果
- 初日:マダイ 5匹
- 2日目:マダイ 3匹 MAX83cm
あらすじと感想
10月はマダイ釣りが4月のノッコミ時期と並んで人気となる季節ですね。
特にこの時期はチャリコと呼ばれる小鯛サイズの数釣りが出来ますし,大型も狙うことが出来るマダイ釣りを始めるには最適な時期かと思います。
マダイは釣り味はもちろんのこと,高級魚として扱われますし,食べて美味しいと良いことだらけなので,海釣りといえばマダイ釣りといっても過言ではないほど人気のターゲットですね。
私のよく行く釣宿でも9~11月にかけてウタセエビを使ってマダイを釣るという古くからある釣りのウタセマダイ釣りで出船しているところが多いです。
最近の釣果情報を見ていると,マダイ以外にもシオ(カンパチ)やイナダ(ハマチ)が釣れに釣れてクーラーボックスいっぱいになっています。
また,釣具メーカーも昔から人気のターゲットのため,次々と新製品を登場させていますし,マダイ釣り定番のテンビン仕掛け用のタックルだけでなく,タイラバや一つテンヤといったライトタックルがもてはやされていますね。
今回はタイラバでマダイを狙うようです。
瀬戸内海での釣法はタイラバが有名ですよね。
また,今回のアングラーは,赤澤康弘さん,山口美咲さん,松元絵里花さんの3人。
赤澤康弘さんは釣り百景に多数出演されており,瀬戸内海でのタイラバでのマダイ釣りといったらこの方というくらいです。
そして,山口美咲さんはビギナー枠として呼ばれたわけではなく,磯釣り師として幼少から釣りが日常生活とともにあったサラブレッドですね。
9月に放送された「長崎県黒島 磯釣り師がショアエギングに挑戦」に出演されていましたので2回目の出演ということになります。
初挑戦のエギングで普通にアオリイカを釣っていましたので,釣りの基礎は完璧で初めての釣りでも慣れればすぐに何でもこなせそうな印象を持ちました。
若くて見た目も良くて釣りも上手なので,これから出演が増えていくアングラーだと思います。
松元絵里花さんこそが,今回ビギナー枠として呼ばれた方で,初心者でもタイラバならマダイが釣れるよ,というポジションでの出演だと思います。
先月に放送された「進化するタチウオ釣り 駿河湾発祥のライトテンヤに挑戦!」でも出演されていましたが,釣り初心者の松本さんがライトテンヤでタチウオをバンバン釣り上げていましたよ。
そのときの記事はこちら
OP
番組冒頭はマダイの紹介や,女性アングラー松元絵里花さんと山口美咲の今回の意気込みから始まりました。
松元さんはきっと前回のライトテンヤ以来の釣りなんでしょうね。
魚といえばマダイをすぐに思い浮かべますとのコメントですが,前回レクチャーしてくれたイカ先生こと富所潤さんが聞いたらきっと悲しむかもしれませんね(笑)
また,山口さんはバリバリの磯釣り師で,自分自身もかなり釣りには自信があるようで,たくさん釣ると意気込んでいました。
この釣り百景という番組は割と釣りの専門家+ビギナーの組み合わせが多いですが,こういう女性アングラー2人という組み合わせは珍しいですね。
昔は10年くらい前に山ガールに続けとばかりに,業界全体で釣りガールと売り込んできましたが,結局流行りませんでしたからこういう女性アングラーは貴重ですよ。
ちなみにすぐに釣りが始まるかと思いきや,今回は愛媛県内の観光から始まり,じゃこカツを食べながら商店街を回るっていう感じで,なんか旅番組みたいなスタイルでした。
その後も足湯に浸かりながら,釣りの対話をしてお互いの釣りを始めたきっかけを披露していました。
これは新鮮な番組構成ですね。
釣行初日
翌日,松山市の三津浜港で赤澤康弘さんと合流すると,赤澤さんがタイラバのエキスパートであるとの紹介があり,今回お世話になる乗合船のニライカナイ乗船していました。
それからすぐに釣りが始まるわけではなく,赤澤さんが松元さんへ,フリップを使ってタイラバの釣り方をレクチャーしていました。
いきなりの方針転換ですが,今回はどうしたのでしょうか?まぁ良いと思いますが…
その後,船長が最近は釣れているとの説明があり出船。
今回は80gのタイラバを使用して釣行を開始です。
早速,赤澤さんが松元さんへタイラバの釣り方を丁寧に教えていました。
まぁタイラバって落として巻くだけの釣りなんで簡単なんですけどね(笑)
いきなり赤澤さんと松元さんがヒットするものの,二人とも巻いてくると外れていました。
タイラバってヒットしても外れることが多い釣りなので仕方ないですね。
その後すぐに赤澤さんがヒットすると今度はしっかりとマダイを釣り上げていました。
続くように松元さんもヒットすると今度はしっかりとマダイをゲット。
さらに赤澤さんがヒットするとサイズアップしていました。
その間,山口さんにはアタリがあるものの,乗り切らない状態が続いていましたが,待望の1匹を釣り上げて一安心していましたね。
釣り初心者の松元さんが釣れていて山口さんが釣れていないのは,かなり焦っていたと思います(笑)
その後,潮が止まるとアタリがなくなったようで,大きくポイントを移動すると,山口さんにサイズアップしたマダイが釣れていました。
このまま続くかと思いきやこれで初日の釣行は終了。
3人でマダイ5匹とはなかなか厳しい釣果だと思いますが,全員マダイが釣れたのが救いですね。
特にビギナーの松元さんが早々に釣れたのは大きな収穫だと思います。
初日の最後は,2人は宿泊先の豪華な真鯛料理で舌鼓をうっていました。
私なんかが宿泊ありの釣行で利用するホテルはビジネスホテルに泊まり,夕食はホテル近くの外食チェーン店で済ませることが多いので,こんな豪華な釣りは羨ましいですよ。
ビギナーの松元さんが釣りってこんなものなんだって思われると,この先厳しいかもしれませんね(笑)
釣行2日目
釣行2日目も穏やかな天気の釣日和です。
早速,赤澤さんがヒットすると今までにない引きでかなり苦労しながら慎重に上げてくると,83cmの大鯛が現れました。
これはなかなか出会えないサイズですね。
その後すぐに松元さんにも釣れて2日連続のマダイゲットしていました。
この日も山口さんは最後でしたが,そんなに苦労した雰囲気もなくマダイが釣れて全員安打したところで2日目も釣行終了していました。
まだ番組が終わるには早いなぁと思いきや,船長がマダイの捌き方を自宅で披露するという段取りだったようです。
船長から鱗を落として内蔵を取り,3枚おろし,柵取りまでのレクチャーを受けて,松本さんが実践するという流れでしたね。
そのあとは,船長がマダイのフライの作り方を教え,2人に食べさせて番組終了。
まとめ
かなり斬新な番組構成で,新しい釣り百景を見た気がしました。
それだけ釣り人の減少傾向を食い止め,新規参入者を増やすことが急務になってきたのかもしれませんね。
ちなみに今回の放送でマダイの釣果としては爆釣しているわけではありませんが,タイラバ初心者の女性アングラー2人でも教えられたとおり実践すればマダイが釣ることが出来るというコンセプトだと思うので,無事3人全員にマダイが釣れたところで早めに釣行を切り上げたんだと思います。
結構タイラバって毎年何回か放送されているので,今回は女性に向けた釣りの紹介だったんでしょうね。
という感じで,実際タイラバはタックルは軽くて女性でも扱いやすく,長い船竿と電動リールを使ったテンビン仕掛けのマダイ釣りよりも手軽に始められますね。
そして今がシーズンの真っ只中ですが,9月~11月くらいまで長く釣れ続けるかと思います。
皆さんもぜひこのタイラバでマダイ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
使用した道具
タックル
赤澤 康弘
- ロッド:炎月リミテッド B610ML-S
- リール:オシアコンクエストCT 200PG
山口 美咲
- ロッド1:炎月リミテッド B610M-S
- リール1:炎月プレミアム 151PG
松元 絵里花
- ロッド1:炎月BB B69M-S/2
- リール1:炎月プレミアム 150PG
使用したタイラバ
- 炎月 タイガーバクバク
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