今回は,釣り番組「釣り百景」で2018年9月20日に放送された「ゲームフィッシュレイク芦ノ湖 モンスターバス捕獲までの激闘劇!」の感想です。
目次
動画
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釣行データ
場所
- 神奈川県足柄郡箱根町
- 芦ノ湖
時期
- 8月下旬
- 初日:晴れ
- 2日目:晴れ
出演者
- 田辺哲男
釣法
- ブラックバス釣り
船宿
- 不明
釣果
初日
- ブラックバス ~40cm 2匹
2日目
- ブラックバス ~57cm 4匹
あらすじと感想
日本で全国的に人気なターゲットといえばブラックバスですよね。
年間を通して釣りが出来る環境が整っており,釣具屋のバス釣りコーナーは非常に大きな面積を締めています。
私も4月~9月までは琵琶湖でブラックバス釣りを楽しんでいますので,毎回釣り番組で紹介されるときは新たなテクニックや道具がないかチェックしています。
今回のアングラーは,田辺哲男さん。
かなり有名なバスプロの一人で,この「釣り百景」という番組では,一つテンヤマダイ等の海釣りをされて幅広いフィールドで活躍されています。
良くバスプロと呼ばれる人は,ブラックバス釣りという狭いフィールドのみで活動されているため,本来の魚釣りの面白さを味わっていないのじゃないかと思うことがありますが,田辺さんはその心配がなく,非常に釣り自体を楽しんでいる印象を持つアングラーですね。
OP
番組冒頭は田辺さんがバス釣りに対するスタイルについて熱く語ります。
田辺さんにとって,バス釣りとはボート釣りのことであり,フィールドを攻略し自分が納得出来る釣りをすることのようです。
陸っぱりでは行けないポイントや水深があることで攻略出来ないことには納得せず,ボートで釣りをすることで自分が出来る最大限の努力をして結果を求めていくスタイルを貫いているんですね。
次は芦ノ湖のゲームフィッシュレイクの歴史について,遊漁用の魚を養殖し放流する業者の方と対話しているシーンがありました。
芦ノ湖に存在する魚の多くは,ブラックバスを除けば漁業者の放流魚がほとんどみたいですね。
釣行初日
まずはシャローエリアをトップウォータープラグ中心に攻めていきますが,あまり食い気がないようで,バスが追ってくるもののなかなか口を使ってくれない厳しい状況から始まります。
バスはいるのに釣れないなんて良くある状況ですので,ポイント移動したくなる気もしますが,田辺さんはなんとか1匹釣ろうと試行錯誤していました。
番組も中盤に入ろうかというところで,シャッド系ルアーを巻いているとヒット!!
待望の1匹目である30cmくらいのバスを釣り上げて田辺さんはご満悦そう。
なかなか釣れないのにハードルアーを使い続けているのは田辺さんのポリシーなのかなと思っていたら理由がありました。
どうやら芦ノ湖では,ソフトワームが禁止のため,ハードルアーのみ使用可というルールがあるようです。
行ったことないので知りませんでした!!
理由はトラウトの胃袋から大量のワームが出てきて,身からワームの匂いがしたため,バス釣りとその他の釣りを両立させたい芦ノ湖関係者の方針みたいですね。
その後,田辺さんはディープエリアへ移動し,ディープクランクを巻いていると,40cmくらいのバスを釣り上げてようやく2匹目。
しかしここで釣行1日目終了。
田辺さんくらすのバスプロが2匹で終了ってどれだけ難しいフィールドなのでしょうか。
1日ボートでバス釣りをしてこの釣果は撃沈といって良いレベルですよね。
釣行2日目
釣行2日目もシャローエリアからスタートしましたが,初日と比べ魚がいる気配は全くないようでした。
シャローエリアに見切りをつけ,またまたディープエリアへ移動し,田辺さんも困った様子。
そして4時間粘ってノーフィッシュというナレーション。
この日もかなり厳しいようですね。
午後からはシャローエリアに移りひたすら粘り続け,夕方にようやくヒット!!
40cmオーバーの良型バスと出会えてホッとしたようです。
これで終了かと思いきや,おそらく終わりの流しでシャローエリアを巻いていると,40cmオーバーのバスを続けてゲット!!
努力が報われた瞬間ですね。
釣り終了まで残り数投というナレーションの後,ポッパーを投げているとヒット!!
釣り上げると最後の最後で57cmのビッグフィッシュが現れました。
「これぞ芦ノ湖。」というコメントを残して終了~の前に,田辺さんは余韻に浸りたいのかもう1投だけ投げて,釣ったときの状況を説明していると,またまたヒット!!
56.5cmのバスが現れました。
田辺さんも驚いた様子で番組は締めくくりました。
まとめ
2日の釣行で,最後の夕方まで釣果が2匹という現実を皆さんはどう思いますか?
もうこれで終わりかな~なんて諦める方も多い中でバスプロはドラマを魅せてくれました。
最後の2投をポッパーで57と56.5の2匹釣り上げるシーンは本当に努力が報われた瞬間だと思います。
バス釣りは近くの野池や川から始める手軽な釣りです。
ここまでやらなくてもっと思っている方もいると思いますが,陸っぱりからバス釣りを続けていくと,あそこに釣れそうなポイントがあるのに行けなかったからその日はボウズだったという歯がゆい思いを経験するシーンにどうしても出くわします。
そんなときボート釣りだったら,そこへ行くことが出来て答えが分かり,やっぱり釣れたと思った瞬間に陸っぱりでは満足出来なくなります。
全てを出し切って自分の納得する釣りをして釣れなかったときは仕方ないと諦めもつくけど,まだ可能性はあると思うならボートで行くべきだという田辺さんの考え方に非常に共感出来ました。
ブラックバスは今シーズンまだ十分釣れるはずですので,普段陸っぱりアングラーの皆さんはこの機会に是非ボートに乗ってバス釣りをしてみてはいかがでしょうか?
使用した道具
タックル
田辺 哲男
- ロッド1:シマノ ベイトロッド 17 エクスプライド バス 166M 6.6フィート
- リール1:シマノ (SHIMANO) ベイトリール 10 カルカッタコンクエスト 100DC 右ハンドル
- ロッド2:シマノ 17 エクスプライド 172MH-G
- リール2:シマノ (SHIMANO) ベイトリール 16 メタニウム MGL XG 右ハンドル
- ロッド3:シマノ(SHIMANO) バスロッド エクスプライド 169H
- リール3:カルカッタコンクエスト 200DC
- ロッド4:シマノ ベイトロッド 17 エクスプライド バス 1610M-2 6.1フィート
- リール4:シマノ (SHIMANO) ベイトリール 10 カルカッタコンクエスト 100DC 右ハンドル
- ロッド5:シマノ ベイトロッド 17 エクスプライド バス 168MH 6.8フィート
- リール5:シマノ (SHIMANO) ベイトリール 10 カルカッタコンクエスト 100DC 右ハンドル
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