今回は2017年12月17日に釣ってきたアジを使って,定番のアジフライを作りましたので作り方を紹介します。
目次
アジの代表的な料理といえば?
皆さんの中でアジを知らない方はいない程,大衆魚として有名ですよね。今回,私が釣れたアジは20cm以下の小アジと呼ばれるサイズかと思いますが,4人で350匹程度釣れたうち,私は150匹程持って帰りましたので,この小アジを使ってたくさんのメニューを作って行こうと思います。
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このサイズのアジはよくスーパーに10匹程入ったパックで販売されていますね。このアジを使って真っ先に思い浮かべる料理といえば,塩焼き,干物,アジフライ,南蛮漬け,たたき・なめろうといったところでしょうか。
特にこのサイズのアジフライですと,皆さんもよく見たことがある形になると思います。
っということで,釣ったその日のアジを使って贅沢にアジフライでいただくことしました。
アジを捌く
早速釣ってきたアジを捌いていきます。まずは,アジを30匹程度ずつ捌いていくため,ボウルに取り分けます。
軽く水洗いし,ザルで水気を切り,頭を落として内臓の処理をします。
アジの頭はヒレの根本から斜めに切り落とします。
特に難しいということはなく,出刃包丁で勢いよく落としていき,腹の中から刃先で内臓を取り除きます。これで1匹は出来上がりです。数が多いので,ひたすらこの作業を繰り返します。
内蔵を取り除いたら,30匹をまるごとしっかりと洗い流します。ここまでの作業を150匹分繰り返したところ,2時間半(150分)かかりました。(さすがに疲れました…)
次にゼイゴを落とします。
ここは非常に硬い部分で食べるときに邪魔ですので,尾びれから胴体に向かって取り除きます。
ここまで出来たら,使用するまでビニール袋に入れて冷蔵庫で保管しておきます。
こうすることで,そのまま塩焼きに使用出来ますし,この後背開きにすれば干物が作れ,更に中骨を取ればアジフライに出来ます。また,この状態で冷蔵庫に保管すれば,3~5日は魚が痛むことなく様々な料理に利用出来ると思います。アジを捌く際はここまでしてから保存すると良いでしょう。
アジフライの準備をする
さて,ここまででアジの捌き方を説明しました。これからはアジフライの準備と作り方を説明をしていきます。アジフライをするために背開きと中骨を取り除きます。
まずは,背中から包丁を入れて中骨まで切ります。
次に腹骨を切り,分離しない程度に腹骨下から尾びれまでを開きます。
最後に裏側から中骨の上側から包丁を入れて尾びれ手前で切り離します。
次にキッチンペーパーで水気を取り,塩コショウで下味をつけます。
15分程放置している間に,薄力粉,卵,パン粉を準備します。それと油を170℃~180℃に温めます。
薄力粉→卵→パン粉の順番にアジをつけていき,温めた油でこんがりと揚げていきます。
時間は2~3分といったところでしょうか。
きれいに揚がったら,バットで余分な油を落として皿に盛り付けて,テーブルに配置すれば完成です。
下味がついているのでそのままでも美味しいですが,お好みでウスターソースか中濃ソースをかけて食べても美味しいですよ。
なお,包丁を使い終わった後は丁寧に洗って乾燥させましょう。
定期的にメンテナンスすることで切れ味を持続させておくと包丁は長持ちしますよ。
メンテナンスに欠かせない砥石の選び方に関する記事はこちら
アジフライを食べた感想
アジの名前の由来は味が良いからという説があるくらい,アジは美味しいですが,釣りたてのアジを使ったフライはふっくらとしていて魚のみずみずしさを感じることが出来ました。
味は文句なく美味しく,小さいですが適度に魚の脂もありました。
揚げ物は掃除が大変という理由から,家庭で敬遠されがちですが,揚げたてのアジフライを味わったら,きっとそんなことどうでもいいと思いますよ。
それに揚げ物こそ,簡単お手軽で美味しい調理方法だと思っています。
まとめ
- アジの捌き方を覚えよう
- 調理方法で塩焼きとフライは定番
- アジフライはお手軽で簡単な料理
- 家で揚げたてのフライを食べよう
アジはスーパーでも必ずある大衆魚であり,非常に美味しい魚の1つです。その中でも私がお気に入りのアジフライは是非皆さんに作って欲しくて紹介しました。
今回のように食べきれない量のアジが釣れたら,定番料理だけでなく,何か1つ自分のお気に入り料理を見つけるため,新しい調理方法を試してみてください。
私も魚料理のレパートリーを増やそうと日々料理の研究も行っている次第です。定番どころは抑えつつも,何か一品変わった料理を作っていきたいと思いますので,明日以降も釣れたアジがなくなるまで記事に上げていこうと思います。
私の記事が皆さんの参考にして頂ければ幸いです。
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