今回は釣り人の主な交通手段として日頃からお世話になっている自動車に関する記事です。
皆さんはJAF会員に入会していますか?
移動手段としての車に興味はあっても,路上でトラブルが起きたときのことを想定していない人は少なくありません。
そこで今回は,2018年の時点で会員数が1900万人を超えるJAF会員に入会するメリットについて解説したいと思います。
目次
JAF会員に入会するメリットはたくさんある
正式名称は,「一般社団法人日本自動車連盟」で英語名称を「JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION」としており,英語の頭文字をとって略称をJAF(ジャフ)と呼ばれています。
主な事業内容は,電話1本で駆けつけてくれるロードサービスと日本全国に展開している会員優待サービスです。
それでは,JAFの充実したサービス内容を順番に紹介していきます。
年中無休で受けられる安心のロードサービス
釣り人が釣り場へ行く際,長距離運転や長時間運転に加え,休日や夜間に高速道路や峠道といった普段利用しない道を車で走ることが多いですよね。
また,釣り場は街中にあることよりも都市部から離れた場所にあることが多いです。
その際にありがちなトラブルとして,
- バッテリーあがり
- オーバーヒート
- タイヤのパンクや乗り上げ,脱輪
- キー閉じ込み
- ガス欠
- ハイドロプレーニング現象
- 路面凍結による制御不能
- 睡眠不足や疲れによる居眠りが原因の運転事故
- 野生動物との衝突事故
などが挙げられます。
大事に至りませんでしたが,私もこのうちの何個かは経験しています。
万が一のトラブル発生時,車両の交通量が少ない場所では助けが期待出来ませんよね。
そんなとき入会しておいて良かったと思える存在がJAFです。
バッテリーあがり
JAFのロードサービス救援データによると,一般道路で最も出動要請が多いのがこのバッテリーあがりなのだそうです。
私も一度,車内ライトの消し忘れが原因のバッテリーあがりでお世話になりましたね。
知り合いの中には,真夏の釣りに行った際,車内でエンジンをつけないでエアコンをつけて休憩していたところ,うたた寝をした結果バッテリーあがりを経験した人もいます。
自分は大丈夫だと思っていても,古くなったバッテリーを積んだ車であれば,真冬の釣りの帰りでエンジンがつかないなんて場面を経験する可能性は十分にあります。
ブースターケーブルを持っていれば,街中でもバッテリーあがりは大丈夫かもしれませんが,人気のない釣り場で起きたらどうすることも出来ず救援要請ということも考えられます。
ちなみにJAF非会員でも救援要請は可能ですが,その際の料金は12,880円(昼間),14,940円(夜間)とかなり高額です。
もちろんJAF会員であれば無料で受けられるロードサービスですよ。
タイヤのパンク
これもよくあるトラブルですよね。
JAFのロードサービス救援データによると,高速道路で最も出動要請が多いのがタイヤのパンクなのだそうです。
私は過去に2回パンクさせたことがありますが,どちらもタイヤに釘が刺さっていたことが原因でした。
そのうち1回は,釣り船から帰ってきたら,船着き場に停めていた車のタイヤがパンクしていて,車が傾いていたなんて絶望する場面を経験しました。
これもJAF非会員が救援要請すると,
一般道路の料金は
- スペアタイヤへ交換する作業が11,020円(昼間)
- パンク応急処理が12,880円(昼間)
高速道路の料金はSA・PA内なら
- スペアタイヤへ交換する作業が13,080円(昼間)
- パンク応急処理が14,940円(昼間)
高速道路のSA・PA以外なら
- スペアタイヤへ交換する作業が19,250円(昼間)
- パンク応急処理が21,110円(昼間)
と1回やってしまっただけでも入会していなくて後悔しそうな金額ですね。
もちろんこれもJAF会員であれば無料で受けられるロードサービスですよ。
事故
釣り人ならではのトラブルとして,夜間の運転中に道路にいた野生動物との衝突事故が挙げられます。
私は過去に1度だけですが,夜間に朝マズメに間に合うよう地磯へ向かう途中,山間部の道路を横断しようとしていた野生の鹿と衝突したことがあります。
そのときの衝撃は凄まじいもので,なんとか自走可能でしたので近くのディーラーへ持っていったところ,即修理が必要な状態で3週間ほど代車を使用する羽目になりました。
ちなみに山間部の道路で自走不可となった場合,JAF非会員が事故車けん引の救援要請すると,
12,880円が必要な上,1kmにつき720円の牽引料が必要です。
これはJAF会員であれば15kmまで無料で受けられるロードサービスですが,15kmを超えると1km毎に720円が牽引料が必要となります。
ちなみに15kmを超える場合でも自動車保険に付帯するロードサービスを併用することで,無料の距離が伸びることがあります。
こんなときのために自動車保険の中身を一度見返してみてはいかがでしょうか?
挙げたのはほんの一例でまだまだJAF会員であれば無料のロードサービスはありますが,ここでは省略させてもらいます。
さらに詳細を知りたい場合は,以下の公式サイトにてご確認下さい。
会員優待サービスが充実している
2018年4月1日現在で,日本全国約48,000ヶ所にJAF会員が割引・特典が受けられる優待施設があるようですね。
全てが便利で役立つサービスか分かりませんが,私が個人的に嬉しい優待・割引は以下のとおりです。
- 牛角:ご飲食代 500円引
- イオンシネマ: 500円引
- オートバックス:カー用品 5 %割引
- ガソリンスタンド:レギュラーガソリン割引
- 高速道路内SA・PA:各種優待
飲食店だったり,高速道路内のSA・PA,自動車の維持・メンテナンスといったものが優待サービスに含まれているので,釣りの帰りに寄ったり,釣りの費用削減に活用出来ますよ。
私としては,あくまでロードサービスがメインでこちらは付加的なものなのであまり重要視しているわけではありませんが…
挙げたのはほんの一例でまだまだJAF会員であれば受けられる優待サービスはありますが,ここでは省略させてもらいます。
さらに詳細を知りたい場合は,以下の公式サイトにてご確認下さい。
年会費の安さとコスパの良さ
肝心の会員になるための費用ですが,個人会員に入会する場合は,入会金2,000円+年会費4,000円の合計6,000円です。
これだけのロードサービスと会員優待サービスがついて,1年目は1ヶ月あたり500円です。
500円というと,喫茶店やカフェ等のお店で飲むコーヒー1杯分の値段ですよね。
しかも1年分+自動振替なら入会金は1,500円に割り引かれますし,3年分の会費を一括支払いなら入会金1,000円になり,5年分の会費を一括支払いなら入会金が無料になります。
5年分の会費なら1ヶ月あたり333円です。
333円というと,コンビニのペットボトル飲料2本分くらいの値段でしょうか。
非常にコストパフォーマンスに優れていると思います。
ちなみに,JAF会員は個人が加入しますので,どの車に乗っても適用されますよ。
しかしながら,自動車保険とは違い,車にかかるサービスではないので,家族が同じサービスを受けることは出来ませんので注意が必要です。
そのかわり個人会員の家族がJAF会員に入会する場合は,家族会員として入会金無料+年会費2,000円でロードサービスや会員優待サービス等を受けることが出来ます。
さらに詳細を知りたい場合は,以下の公式サイトにてご確認下さい。
まとめ
- 多くのトラブルが無料で受けられる安心のロードサービス
- 釣りの費用削減に活用出来る会員優待サービス
- 個人会員と家族会員を合わせた年会費の安さ
釣りにかかる費用のうちガソリン代や高速道路代は意識しますが,路上でトラブルが起きたときのことまでは気が回らないことが多いです。
せっかくの休日を釣りにあてたのに,車のトラブルで余計な出費や嫌な思い出は残したくないものですよね。
JAF会員に入っておけば良かったとあとで後悔するくらいなら,決して高い費用ではないと思いますので,まだ入会していない方はこれを機に是非入会してみてはいかがでしょうか?
私の記事が皆さんの参考にして頂ければ幸いです。
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